自転車から落ちて~膝と足首の打撲と捻挫~

内出血を伴った膝と足首の打撲と捻挫

今週もあと少しですね。

当院も明日の9時から14時までの診察で今週も終了となります。

今週も多くの患者さの治療をさせていただきましたが今回は膝と足首の経過報告です。

自転車から落ちて…

自転車走行中に枯れ葉で滑りバランスを崩し倒れた際に受傷。

症状の程度

受傷翌日に連絡があり診させていただくと歩く際に痛みから「びっこ」をひいて歩かれていました。

内出血も強く「ひび」などの可能性もあったので多角的に検査を行った結果、骨折の可能性は無い事がわかり靭帯・筋肉・血管の損傷までで留まっていました。軟骨の損傷も確認できなかったのも幸いです。

しかし転倒時の状況を聞いてみるとやはり膝や足だけで済んでいない可能性があったので確認してみると肘も打った形跡があり肘から肩にかけての痛みも出ていました。

治療と経過

初回は膝の炎症からの内出血と腫れが強かったのでアクチベーターでは膝へはあまり刺激を入れすぎないように注意しながら膝の可動に関係する股関節のアライメントと足首の調整を行い足首の治療と同時に首から肩と肘まで治療を行いました。

膝固定の下地。

内出血を伴う腫れの時は圧迫包帯が必須です。

アーチテープも必須ですね。

受傷後10日までに集中的に治療を行いましたが、結果。

かなり内出血もきれいになりました。痛みも初期の2割程度まで収まり歩行時などには支障も無くなり可動域の制限も無く順調そのものです。

もちろん、肩と肘の痛みも無く初期からトータルで治療をできたのが幸いでした。

これが膝は膝。肩肘は肩肘と分けて治療を行うとかばって二次的に負担が増して治りを遅くすることもあります。

いかに初期からしっかり治せるか?

これが結果を大きく分けるのではないでしょうか。

来週には増殖期のピークに入ると思われるので気を抜かずしっかり治していきたいと思います!

投稿者

清水 玲
清水 玲
2003年から治療家人生をスタートし2018年「わたしの整骨院」を開業する。現在に至るまでに約16万人の治療に携わる。
資格/柔道整復師 JATI-ATIトレーナー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です