ぎっくり腰月間

今月一番多かった症状…「ぎっくり腰」

 

今月も残り数日になってきましたね。

 

またまた前回の更新から時間が経ってしまい申し訳ありません。

 

話は戻りますが今月は本当に「ぎっくり腰」の患者様が多かったです。

 

この一ヶ月だけで10名(全員新規の患者様)、計50回以上の治療を行わせていただきました。

 

今回の「ぎっくり腰」ラッシュの患者様のどのような方が多かったのでしょうか?

 

性別と年代

(性差)

男性2人。

女性8人。

これは女性だからなりやすいとは言える訳ではなく当院患者様の男女比率が9(女性):1(男性)で他の症状の男女比率においても同じです。

 

(年代)

10代ー1人(10%)

20代ー2人(20%)

30代ー2人(20%)

40代ー3人(30%)

50代ー1人(10%)

60代ー0人(0%)

70人ー0人(0%)

80代ー1人(10%)

という結果でした。

ぎっくり腰に好発年齢はあまりありませんが今回の場合は20代~40代の間に多くみられましたね。

中には10代と80代の方も1名ずつ含まれており、やはりぎっくり腰は年代を問わずという感想です。

ただ10代の方がぎっくり腰になったんですよとお話をすると驚かれる方も多いのですが私の経験上、ここ10年くらいで10代の「ぎっくり腰・寝違い・ぎっくり背中」が増えてきているように感じます。

この理由についてはまた今度。

気になる方は治療中でも聞いてください。

 

症状の程度

動きによっては痛みはあるが生活に大きな支障は無い(軽度)ー2人

動きによる痛みが強く生活上に支障が出る(中程度)ー5人

動くたびに激痛があり一人で体勢を変えるのも困難生活上に大きな支障が出る(重度)ー3人

 

症状は皆、腰部に炎症を伴うので「ぎっくり腰」においても日常感じる痛みよりも強く感じる場合が多く程度が悪いほど激痛(ズキッ!ビーン!)になります。

今回来られた方の中には救急車で運ばれた方や、すこし皮膚を触られるだけで激痛が走るなど重症の方も含まれていました。

 

経過

治療開始3日以内に強い痛みが無くなった…6人

治療開始6日以内に強い痛みが無くなった…3人

治療開始1週間以降に強い痛みが無くなった…1人

 

皆、治療開始の日付、患部の程度、年代(回復力に関係する体力差)などは異なりますが半分以上の方は3日以内に強い痛みを改善し日常上の支障は無くなりました。

改善までの時間差があるのは上記以外に、「ぎっくり腰」になってからの生活上(仕事なども)の負担をいかに軽減し肉体的・精神的にいかに安静に保てるかがキーワードになります。

意外かもしれませんが「精神的な安静」も「身体に起きる炎症」時においても重要で辛い痛みによるネガティブ思考を変えてあげるだけでも回復力が高まります。

なので私はかならず患者様が帰るまでに笑わせて笑顔で帰っていただけるようしています。

たまに笑わせすぎて「笑うと腰に痛みが響くからやめて」と患者様に怒られることもありますが…。

 

結果、今回来院された「ぎっくり腰」患者様たちはどうなったのか?

結果からいうと10人全員、炎症が引き強い痛みも無く仕事などを含めた日常上に支障なく復帰しています。

そして再度、同じぎっくり腰による辛い経験をしないために継続して根本から治療をしています。

炎症が終わって辛い激痛が無くなってきても組織の修復のために一定の時間を要するのですが、この期間にいかに根本から完治させるかがキーワードです。

今回なってしまった方達は大変な思いをされたと思いますが5年後・10年後・20年後の自分の為にしっかり治して今よりも強くチャレンジができるようになっていただけるよう私も全力で対応させていただきます。

 

投稿者

清水 玲
清水 玲
2003年から治療家人生をスタートし2018年「わたしの整骨院」を開業する。現在に至るまでに約16万人の治療に携わる。
資格/柔道整復師 JATI-ATIトレーナー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です